満つれば虧く

読み方

みつればかく

満つれば虧くの意味・解説

満つれば虧くとは、人間の栄華はきわめると衰え始めるものである。いい時があれば悪い時もある。

由来などの解説

月が満月になった後は欠けていくように、人も栄えれば衰えがくるものだということ。
調子が良いからといって、おごってはいけないという戒めの意味で使う。
「盈つれば虧く」とも書く。

例文

満つれば虧く、今は順調でもそれが永遠に続くなんて思わないほうがいい。

英語のことわざ

Every tide has its ebb. (満潮あれば干潮あり)

満つれば虧くの類語・対義語

類義語

月満つれば則ち虧く/日中すれば昃き、月盈つれば食く/日中すれば傾き、月満つれば欠く/十分はこぼるる、月満つれば欠く/十分はこぼるる/満は損を招く/栄枯盛衰驕る平家は久しからず盛者必衰/生者必滅/大吉は凶に還る/物盛んなれば則ち衰う/羅紈有る者は必ず麻蒯有り

対義語

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満ちる虧く

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