泥中の蓮の解説
【読み方】
でいちゅうのはす
【意味】
泥中の蓮とは、汚れた環境の中にいても、それに染まらず清く正しく生きるさまのたとえ。
【注釈・由来】
蓮は汚い泥のでも、清らかな花を咲かせることから。
「泥中のはちす」ともいう。
【出典】
-
【例文】
決して自分を見失わない彼女は、まさに泥中の蓮だ。
【注意】
-
泥中の蓮の関連語
【類義語】
泥の中の蓮/蓮華の水に在るが如し/濁りに染まぬ蓮/蓮は濁りに染まず/砂に黄金泥に蓮/砂の中の黄金/砂に混じる黄金/黄金涅に黒まず/涅すれども緇まず/掃き溜めに鶴/鶏群の一鶴/紅一点/万緑叢中紅一点
【対義語】
朱に交われば赤くなる/墨に染まれば黒くなる
【英語のことわざ】
・A myrtle among thorns is a myrtle still.(茨の中でもギンバイカはギンバイカ) ※「myrtle(ギンバイカ)」は、ギリシャ神話では美の女神アフロディーテの神木で、愛と不死の象徴とされた。