どんぐりの背比べの解説
【読み方】
どんぐりのせいくらべ
【意味】
どんぐりの背比べとは、どれもこれも似たり寄ったりで、抜きん出たものがないことのたとえ。
【注釈・由来】
どんぐりは形も大きさもほぼ一様で差がないので、背比べをしても優劣が決められないことからいう。
「どんぐり」は漢字で「団栗」と書く。
「背比べ」は「背競べ」とも書く。
【出典】
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【例文】
・今大会の出場選手はどんぐりの背比べで、優勝候補と呼ばれる選手は不在だった。
・性能はどんぐりの背比べだったので、価格の安いものを選びました。
・最初はどんぐりの背比べに見えたが、日を追うごとに頭角を現した。
【注意】
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どんぐりの背比べの関連語
【類義語】
一寸法師の背比べ/似たり寄ったり/五十歩百歩/大同小異/同工異曲/甲乙なし/五分五分/重二重一
【対義語】
一線を画す
【英語のことわざ】
・Neither barrel better herring.(どの樽のニシンも優劣はない)