読み方
たかはうえてもほをつまず
鷹は飢えても穂を摘まずの意味・解説
鷹は飢えても穂を摘まずとは、高潔な人は、どんなに困窮しても不正な利益を得ようとはしないことのたとえ。
由来などの解説
気位の高い鷹は、どんなに腹をすかせているときでも、雀のように人間の作った稲穂をついばんだりしないことから。
例文
鷹は飢えても穂を摘まずで、彼は苦しいときでも賄賂の類は決して受け取らなかったそうだ。
英語のことわざ
The eagle does not catch flies.(鷲は蠅を捕らない)
A goshawk beats not a bunting.(大鷹はホオジロには飛びかからない)
鷹は飢えても穂を摘まずの類語・対義語
類義語
鷹は死すとも穂は摘まず/鷹は死ぬれど穂を摘まぬ/虎は飢えても死したる肉を食わず/渇しても盗泉の水を飲まず/熱しても悪木の陰に憩わず/武士は食わねど高楊枝