青天の霹靂の解説
【読み方】
せいてんのへきれき
【意味】
青天の霹靂とは、予想もしなかったような事件や変動が、突然起きること。
【注釈・由来】
「霹靂」とは激しい雷鳴のことで、筆勢の激しさを表して言ったことば。
青く晴れ渡った空に突然激しい雷鳴が起こることから、予期しない突発的な事件が起こることをいう。
陸游の詩『九月四日鶏未だ鳴かず起きて作る』に「青天に霹靂を飛ばす」とある。
「晴天の霹靂」とも書く。
【出典】
詩・陸游
【例文】
・会社が破産したというニュースは、社員たちにとってまさに青天の霹靂だった。
・青天の霹靂の出来事に、多くの人々がショックを受けた。
・いつものように仕事をこなし、普段と変わらぬ日常を送っていた私にとって、あの日の大地震は青天の霹靂とも言うべき出来事だった。
【注意】
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青天の霹靂の関連語
【類義語】
足元から鳥が立つ/足元から雉が立つ/足元から竜が上がる/足元から煙が出る/寝耳に水/寝耳に擂り粉木/藪から棒/窓から槍
【対義語】
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【英語のことわざ】
・a bolt from the bule.(青天から稲妻)