読み方
めにはめをはにははを
目には目を歯には歯をの意味・解説
目には目を歯には歯をとは、自分が害を受けたら、それと同じようにして復讐をすることのたとえ。
由来などの解説
目を傷つけられたら相手の目を傷つけ、歯を折られたら相手の歯も折るということから。
本来は、被害者が受けた害と同等の害を加害者にも与えるという同害報復(タリオ)の言葉だが、今では広く復讐するの意で使われている。
『旧約聖書・エジプト記・21章』には「Eye for eye, tooth for tooth, hand for hand, foot for foot.」とある。
しかし、新約聖書にある「左の頬を打たれたら、右の頬も差し出しなさい」と、イエスが復讐を戒める言葉を説いたことも知られている。
出典
『ハムラビ法典』『旧約聖書』
例文
裏切り行為をしてきたあの社員には、目には目を歯には歯をだ。会社としても同じだけの痛手を与えてやろう。
英語のことわざ
An eye for an eye, and a tooth for a tooth (目には目を、歯には歯を)
Eye for eye, tooth for tooth, hand for hand, foot for foot.(目には目、歯には歯、手には手、足には足を)
目には目を歯には歯をの類語・対義語
類義語
目には目、歯には歯/目には目を/目にて目を償い歯にて歯を償う
対義語
仇を恩で報ずる/恨みに報ゆるに徳を以てす/恩を以て怨みに報ず