読み方
おくうのあい
屋烏の愛の意味・解説
屋烏の愛とは、愛する人の関係するすべてのものが好きになるほど、愛情の深いことのたとえ。
由来などの解説
「屋烏」は、屋根にとまっている烏のこと。
人を深く愛すると、その人の住む家の屋根にいる烏まで好きになるという意味から。
出典
『説苑』貴徳
屋烏の愛の類語・対義語
類義語
愛及屋烏/愛屋及烏/愛、屋烏に及ぶ/愛は屋上の烏に及ぶ/屋上の鳥/怒りは水中の蟹にも移り、愛は屋上の烏にも及ぶ/恋は盲目/惚れた欲目/痘痕も靨/愛してその醜を忘る/面面の楊貴妃/眼中に自ら西施を出だす
対義語
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い/親が憎ければ子まで憎い/其の人を憎まば其の除胥を憎む