悪銭身につかず

悪銭身につかずの解説

【読み方】
あくせんみにつかず

【意味】
悪銭身につかずとは、不当な手段や賭け事で得た金は、とかくつまらないことに使ってしまい残らないものだという教え。

【注釈・由来】
「悪銭」は、盗みやギャンブルなどで手に入れた金のこと。あぶく銭。
金は汗水垂らして働いて得るものであり、競馬や宝くじなど公営とされている博打でも「悪銭」とみなしていう。

【出典】

【例文】
・競馬で大穴を当てたって?悪銭身につかずと言うからな。どうせすぐに消えてしまうだろう。
・悪銭身につかずというように、逮捕された時、盗んだ金は一円も残っていなかった。
・悪銭身に付かずとはよく言ったもので、ギャンブルで儲けた金を使い果たすどころか、今では借金まみれだよ。

【注意】

悪銭身につかずの関連語

【類義語】
あぶく銭は身につかぬ/人垢は身につかぬ

【対義語】
正直の儲けは身につく

【英語のことわざ】
・Soon gotten soon spent.(早く儲けた金は早く無くなる)
・Ill got, ill spent.(不当な手段で得たものは不当に使われる)

【索引語】
悪銭つく

【分類】
人生・社会 > 不運・災難・凶事,不正
生活・暮らし > 金銭・損得

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