堪忍袋の緒が切れる

堪忍袋の緒が切れるの解説

【読み方】
かんにんぶくろのおがきれる

【意味】
堪忍袋の緒が切れるとは、我慢できる許容量を超えて、怒りが爆発する。

【注釈・由来】
「堪忍袋」は、堪忍する心の広さを入れる袋にたとえたもの。
「緒」は、紐のこと。
抑えていた怒りで堪忍袋がふくらみ、しばっていた紐が切れるの意味から、じっとこらえていた怒りが限界に達して爆発することを表す。

【出典】

【例文】
・今度という今度は、もう堪忍袋の緒が切れた。
・何度も何度も同じ過ちを繰り返されれば、堪忍袋の緒が切れるといものだ。
・そんなことをしていれば、堪忍袋の緒が切れるのも時間の問題だ。

【注意】
「堪忍袋の尾が切れる」と書くのは誤り。

堪忍袋の緒が切れるの関連語

【類義語】
堪忍袋の緒を切らす/堪忍袋の口を開ける/堪忍庫の戸が開く/こらえ袋の緒を切る/薬缶を脱ぐ/仏の顔も三度まで/無理は三度/兎も七日なぶれば噛み付く/色をなす

【対義語】

【英語のことわざ】
・Patiencs provoked turns to fury.(忍耐強い人は怒ると激怒する)

【索引語】
堪忍袋切れる堪忍

【分類】
感情・心理 > 怒る

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