寝耳に水

寝耳に水の解説

【読み方】
ねみみにみず

【意味】
寝耳に水とは、突然、思いがけない出来事に出くわし驚くことのたとえ。

【注釈・由来】
眠っているときの耳に水の音が聞こえることから、不意の出来事に驚くという意味のことわざ。
耳は、人の体の中で最も無防備な部分の一つであることから。
元々は眠っているときの耳に水の音が聞こえることを言ったが、後に寝ているとき耳に水が入るという意に解されるようになったと言われている。
また、寝ている耳に洪水を知らせる叫び声が届いたという説もある。
尾張いろはかるた』の一つ。

【出典】
詩・陸游

【例文】
・彼女に連れ子がいたという事実は、彼にとってはまったく寝耳に水の話だった。
・突然の引退宣言は、ファンにとって寝耳に水の出来事だった。
・全店閉店の話は、きっと従業員にも寝耳に水だったことでしょう。

【注意】

寝耳に水の関連語

【類義語】
寝耳に水の入るが如し寝耳に擂り粉木青天の霹靂足元から鳥が立つ足元から雉が立つ足元から竜が上がる足元から煙が出る藪から棒窓から槍

【対義語】

【英語のことわざ】
・a box on the ear.(横っ面への一撃)

【索引語】
寝耳

【分類】
評価・評判 > 意外
感情・心理 > 驚く

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