仏の顔も三度の解説
【読み方】
ほとけのかおもさんど
【意味】
仏の顔も三度とは、やさしく穏やかな人でも、無法なことを繰り返されれば怒り出すことのたとえ。
【注釈・由来】
「仏の顔も三度撫ずれば腹立つ」の略。
仏様といえども、顔を撫でるようなことを三回も繰り返されれば腹を立てるの意から。
『上方いろはかるた』の一つ。
【出典】
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【例文】
・一度や二度なら許せるが、仏の顔も三度ということを承知しておけ。
・仏の顔も三度で、毎度のことだからそう簡単に頷いてはくれないだろう。
・それこそ仏の顔も三度で、そんなことしていれば温厚な人でも怒るのは当たり前だよ。
【注意】
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仏の顔も三度の関連語
【類義語】
仏の顔も三度撫ずれば腹立つ/仏の顔も三度ながむれば腹が立つ/仏の顔も三度まで/仏の顔も二度三度/仏の顔も日に三度/地蔵の顔も三度/地蔵の面も三度/馬鹿の面も三度/無理は三度/堪忍袋の緒が切れる/兎も七日なぶれば噛み付く/薬缶を脱ぐ
【対義語】
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【英語のことわざ】
・The crushed worm will turn.(つままれればミミズも向きを変える)