曲がらねば世が渡られぬ

曲がらねば世が渡られぬの解説

【読み方】
まがらねばよがわたられぬ

【意味】
曲がらねば世が渡られぬとは、正義や気まじめさだけで世の中は渡れないということ。相手が正しくないと思っても、時には融通をきかせて相手に合わせることも必要だということ。

【注釈・由来】
「曲がらねば」は、自分の主義・主張をむりに変える。気持ちなどを抑えるという意味。

【出典】

【例文】
あなたの言い分も理解できるが、時には我を押し通さずに譲ってみてはどうか。曲がらねば世が渡られぬというだろう。

【注意】

曲がらねば世が渡られぬの関連語

【類義語】
曲がらねば世に立たぬ/人と屏風は直ぐには立たず/商人と屏風は曲がらねば立たぬ/屏風と商人は直ぐには立たぬもの/水清ければ魚棲まず/清水に魚棲まず/水清ければ大魚なし/水至って清ければ則魚無し/石上五穀を生ぜず/人至って賢ければ友なし/人の踊るときは踊れ

【対義語】

【英語のことわざ】
・Hang him that has no shifts.(策略の一つもできない能なしは殺してしまえ)

【索引語】
曲がる渡る

【分類】
人生・社会 > 処世
性格・気質 > 融通が利かない

TOP
テキストのコピーはできません。