大きい薬缶は沸きが遅い

大きい薬缶は沸きが遅いの解説

【読み方】
おおきいやかんはわきがおそい

【意味】
大きい薬缶は沸きが遅いとは、大人物は大成するのに長い年月を費やすものである。

【注釈・由来】
大きい薬缶に入った水を沸騰させるには時間がかかるが、その分大量のお湯を沸かせられることから。
人間としての器を薬缶にみたてたことわざ。

【出典】

【例文】
大きい薬缶は沸きが遅いというもので、彼は50歳を過ぎてから開花した。

【注意】

大きい薬缶は沸きが遅いの関連語

【類義語】
大器晩成/大器は晩く成る/秀才は晩成にしかず/最も美なる果実はその熟すること最も遅し/ゆっくり行く者は遠くまで行く/ローマは一日にして成らず

【対義語】
小鍋は直に熱くなる/小さな湯沸しは直ぐ熱くなる/蛇は寸にして人を呑む栴檀は双葉より芳し十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人

【英語のことわざ】
・Better late ripe and bear than early blossom and blast.(早く花が咲いて枯れるよりも、遅く熟して実を結ぶほうがよい)
・Who goes slowly goes far.(ゆっくり歩む者が遠くまで行く)

【索引語】
大きい薬缶湧く/涌く遅い

【分類】
人生・社会 > 年齢・人の一生
学問・才能・能力 > 才能がある,有望

TOP
テキストのコピーはできません。