猫の首に鈴を付ける

解説

【読み方】
ねこのくびにすずをつける

【意味】
猫の首に鈴を付けるとは、計画の段階では良いと思われるであっても、いざ実行となると引き受け手がいないほど困難なことのたとえ。

【注釈・由来】
『イソップ物語』の次のような寓話に由来する。
猫に仲間を取られてしまう鼠たちが、猫から身を守る方法はないかと相談した。
猫の首に鈴を付けておいて、その鈴が鳴ったら逃げるのが一番良いということになった。
いざ、誰が猫の首に鈴を付けに行くかとなると、そのような危険なことを引き受ける鼠は一匹もいなかったという。

猫を具体的な人に置き換え、「上司の首に鈴を付ける」などと使うこともある。

【出典】

【例文】
あのワンマンで強引な社長を辞めさせるだなんて、そんな猫の首に鈴をつけるようなことを誰が名乗り出るというのだ。

【注意】

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