出る杭は打たれる

出る杭は打たれるの解説

【読み方】
でるくいはうたれる

【意味】
出る杭は打たれるとは、頭角を現す人は、とかく人から憎まれたり妬まれたりすることのたとえ。また、出すぎた振る舞いをすると非難されて制裁を受けることのたとえ。

【注釈・由来】
並べて打った杭が1本だけ高ければ、他の杭に揃うよう打たれることから。

【出典】

【例文】
・出る杭は打たれるというから、ここは少し黙って様子をみていよう。
・日本が世界から遅れているのは、出る杭は打たれる社会が一因としてあります。
・彼は「出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打たれない」などと言っていたが、出過ぎた杭は抜かれたようで、左遷されてしまった。

【注意】

出る杭は打たれるの関連語

【類義語】
差し出る杭は打たれる出る釘は打たれる出ずる杭は必ず打たるる/出る杭は波に打たれる/高木は風に折らる/高木は風に倒る声/高木は風に嫉まれる/誉れは毀りの基/嫉妬は名声の伴侶である

【対義語】

【英語のことわざ】
・Envy is the companion of honour.(嫉妬は名声の伴侶)
・Tall trees catch much wind.(大木は風に折らる)

【索引語】
出る打つ

【分類】
人生・社会 > 処世
学問・才能・能力 > 才能がある
感情・心理 > 憎む・嫌う

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