尻食らえ観音の解説
【読み方】
しりくらえかんのん
【意味】
尻食らえ観音とは、困ったときは観音を念じるが、都合がよくなると恩も忘れて悪口さえ言いかねないこと。自分に都合がよくなれば、恩を仇で返すことのたとえ。
【注釈・由来】
六観音の縁日は陰暦18日から23日までで、そのあと次第に闇夜になることを「尻暗い」と言った。
これがののしる言葉の「尻食らえ(この尻でも食べていろの意)」の音に通じることから、観音など糞食らえという意味に解釈されるようになった。
『尾張いろはかるた』の一つ。
【出典】
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【例文】
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【注意】
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尻食らえ観音の関連語
【類義語】
尻暗い観音/糞食らえ観音/恩を仇で返す
【対義語】
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【英語のことわざ】
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