君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず

君子は和して同ぜず小人は同じて和せずの解説

【読み方】
くんしはわしてどうぜず、しょうじんはどうじてわせず

【意味】
君子は和して同ぜず小人は同じて和せずとは、すぐれた人物は協調はするが、主体性を失わず、むやみに同調したりしない。つまらない人物はたやすく同調するが、心から親しくなることはないということ。

【注釈・由来】
『論語・子路』にある孔子のことば、「子曰く、君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」に由来する。

【出典】
『論語』子路

【例文】
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せずと言うだろう。群れることと協調性があることは別だ。

【注意】

君子は和して同ぜず小人は同じて和せずの関連語

【類義語】
和して同ぜず同じて和せず

【対義語】

【英語のことわざ】
・One must draw the line somewhere.(どこかに線を引かねばならない)

【索引語】
君子和する同ずる小人

【分類】
人間関係 > 友人・仲間・付き合い
人生・社会 > 処世
学問・才能・能力 > 分別がある,愚か・能力がない

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