鬼も十八の解説
【読み方】
おにもじゅうはち
【意味】
鬼も十八とは、器量の悪い者でも、年頃になればそれなりに美しくなり、男女の情も理解するようになるというたとえ。
【注釈・由来】
醜い鬼のような娘であっても、十八という年頃になれば、女性らしさが出てくることから。
昔は男女共に用いたが、現在では女性にのみ使われる。
『上方いろはかるた』の一つで、「を」の項。
【出典】
-
【例文】
鬼も十八と言うが、うちの娘は二十八になったというのに……。
【注意】
-
鬼も十八の関連語
【類義語】
鬼も十八番茶も出花/鬼も十八情け知り/番茶も出花/娘十八番茶も出花/鬼も十七山茶も煮端/鬼も十八茨も花/鬼も十八蛇も二十/薊の花も一盛り/陰裏の豆もはじけ時
【対義語】
-
【英語のことわざ】
・Everything is good in its season.(物はすべて旬がよい)