浩然の気

読み方

こうぜんのき

浩然の気の意味・解説

浩然の気とは、豊かでのびのびとした、大らかな心のたとえ。

由来などの解説

「浩然」は、水が豊かに流れるさまの意味から、心などが広くゆったりとしているさまを表す。
浩然の気は『孟子・公孫丑上』にある言葉で、本来は、正道を行い道義を身につけることによって、五体に生命や活力の源がやどること。
転じて、束縛されない豊かでのびのびとした気持ちのことをいう。

出典

『孟子』

例文

浩然の気を養うべく、一人旅に出る。

注意

「浩然」を「昂然」と書くのは誤り。

浩然の気の類語・対義語

類義語

正大の気

対義語

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キーワード

浩然

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