読み方
ひとこそひとのかがみ
人こそ人の鏡の意味・解説
人こそ人の鏡とは、他人の言動は鏡に自分をうつす鏡のようなものであるから、他人を見て自分を改める参考にせよということ。
由来などの解説
鏡に自分の姿をうつして正すように、他人の言動は自身を正すのによい手本になるということ。
『書経』に「人は水に鑑みること無く、当に民に監みるべし(水鏡に自分をうつして見ることをせず、人民の声によって我が身を反省するのがよい)」とあるのに由来する。
出典
『書経』
例文
人こそ人の鏡というから、悪口を言うのではなく、自分を省みるきっかけにしよう。
英語のことわざ
Every man’s neighbour is his looking-glass.(隣人は鏡である)
人こそ人の鏡の類語・対義語
類義語
人を鑑とせよ/人を以て鑑と為す/殷鑑遠からず/人の振り見て我が振り直せ/人の上見て我が身を思え/他山の石/他山の石以て玉を攻むべし
対義語
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