付和雷同

付和雷同の解説

【読み方】
ふわらいどう

【意味】
付和雷同とは、しっかりとした主義、主張を持っておらず、たやすく他人の意見に同調すること。

【注釈・由来】
付和雷同の「付和」は、自分にしっかりとした考えがなく、軽々しく他人のことばに合わせるすること。
「雷同」とは、雷がなると万物がそれに応じて響くこと。
『礼記』に「勦説する毋れ、雷同する毋れ(他人の説を盗んで自分の説としてはいけない、他人の意見にむやみに賛同するものではない)」とある。
「附和雷同」とも書く

【出典】
『礼記』

【例文】
・あの政治家は、いつも多数派に付和雷同する。
・彼はマジョリティに付和雷同することなく、自分自身に正直な人だ。
・他人の意見を尊重することは大切だが、それは節操なく付和雷同することではない。

【注意】
「不和雷同」と書くのは誤り。

付和雷同の関連語

【類義語】
雷同付和/雷同/阿附雷同/付和随行/雷同一律/唯々諾々/矮子看戯/旅進旅退/張り子の虎尻馬に乗る/尾鰭に付く/同じて和せず一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】

【分類】
人間関係 > 任せる・おもねる
性格・気質 > 流されやすい

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