孝行のしたい時分に親はなし

読み方

こうこうのしたいじぶんにおやはなし

孝行のしたい時分に親はなしの意味・解説

孝行のしたい時分に親はなしとは、親の有り難さがわかる年頃には、親はこの世にはいない。親が生きているうちに孝行せよという戒め。

由来などの解説

親が達者なうちは、親の苦労や有り難みになかなか気づけず、それに気づく頃には親がこの世にいなくなっているものだ。
生きている孝行しておけばよかったと、悔やみ嘆くことをいう。

例文

孝行のしたい時分に親はなしで、ああしておけば、こうしておけばと今頃になって思う。

英語のことわざ

A good thing is known when it is lost.(良いものは無くして初めてその良さがわかる)

孝行のしたい時分に親はなしの類語・対義語

類義語

子孝せんと思えども親待たず/子養わんと欲すれども親待たず/石に布団は着せられず/墓に布団は着せられず/石に着物を着せて効なし/風樹の嘆/木静かならんと欲すれども風止まず

対義語

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逆引き分類

キーワード

孝行する時分無い

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