提灯に釣鐘

提灯に釣鐘の解説

【読み方】
ちょうちんにつりがね

【意味】
提灯に釣鐘とは、釣り合いが取れていない。比較にならないことのたとえ。

【注釈・由来】
提灯も釣鐘も釣り下げて用いるものであり、形もよく似ている。
しかし、その重さは比べ物にならず、全く釣り合いがとれないことからいう。
かつては縁談などで身分が不釣合いなことに多く使われたが、今は身分だけでなく、不釣合いな物事全般に使われる。

【出典】

【例文】
こんなに立派なお屋敷なのに、玄関だけが狭くて汚い。これでは提灯に釣鐘だ。

【注意】

提灯に釣鐘の関連語

【類義語】
釣り鐘に提灯/灯心に釣り鐘/瓢箪に釣り鐘/月とすっぽん雲泥の差/霄壌の差/天と地/駿河の富士と一里塚/丸に小判/伽羅と薩摩芋/ビードロと蒟蒻玉/松蔭の楢の木/雪と墨/鷺と烏/下駄と焼き味噌/薬缶と竿竹/鯨と鰯/箸に虹梁

【対義語】

【英語のことわざ】
・Can a mouse fall in love with a cat?(ハツカネズミと猫が恋仲になることなんてあるかい?)

【索引語】
提灯釣鐘

【分類】
状態・程度 > 掛け離れた

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