ごまめの歯ぎしり

読み方

ごまめのはぎしり

ごまめの歯ぎしりの意味・解説

ごまめの歯ぎしりとは、実力のない者が、いたずらに苛立ったり悔しがったりすることのたとえ。

由来などの解説

ごまめは小さなカタクチイワシを素干しにしたもので、この句では実力のない者のたとえとして使われている。
実力のない者が、やたらと憤慨して悔しがったり、いきりたつことをいう。
また、その行為が無駄であるということのたとえにも使われる。

例文

あんな政策が可決されるなんてどうかしている。今の政治家たちは本当に実力のない者ばかりだとは思うが、自分がこう言っていることは、所詮、ごまめの歯ぎしりだということもわかっている。

英語のことわざ

To no more purpose than to beat your heels against the ground.(かかとで大地を蹴るのと同様にやりがいがない)

ごまめの歯ぎしりの類語・対義語

類義語

石亀の地団駄/切歯扼腕/嘴を鳴らす/地団駄を踏む

対義語

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キーワード

ごまめ歯ぎしり

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