烏兎匆匆

読み方

うとそうそう

烏兎匆匆の意味・解説

烏兎匆匆とは、月日の経つのが慌ただしく早いさま。

由来などの解説

「烏兎」は歳月。「匆匆」は急ぐさま、慌ただしいさまの意。
太陽の中には三本足の烏「金烏(きんう)」、月には兎「玉兎(ぎょくと)」が住んでいるという中国の伝説から転じて、烏兎は歳月の意として用いられるようになった。
「烏兎怱怱」とも書く。

例文

結婚してからもう15年か。烏兎匆匆だね。

注意

慌ただしいさまは歳月のことであり、人に対して用いるのは誤り。
誤用例 「重病と聞いたので、烏兎匆匆と駆けつけた」

烏兎匆匆の類語・対義語

類義語

金烏玉兎/兎走烏飛/光陰矢の如し/光陰に関守なし/送る月日に関守なし/光陰人を待たず/歳月人を待たず/歳月流るる如し/歳月流るる如し/時節流るるが如し/今日の後に今日なし/盛年重ねて来らず/白駒の隙を過ぐるが如し/露往霜来

対義語

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キーワード

烏兎匆匆

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