板に付く

板に付くの解説

【読み方】
いたにつく

【意味】
板に付くとは、役者が芝居に慣れて、舞台によく調和する。また、経験を積んで仕事に慣れたり、動作・態度・服装などが地位や職業にしっくり合う。

【注釈・由来】
「板」は、板張りの舞台のこと。「付く」は、調和すること。
役者が経験を積んで、演技が板(舞台)に付く(調和する)ことから。
転じて、動作や態度、服装などが地位や職業に合っていることもいう。

【出典】

【例文】
・最初はどうなることかと思ったが、三年目でようやく板に付いてきた。
・そろそろ会社勤めにも慣れ、スーツ姿が板についてきた頃だろう。
・おぼつかなかった包丁さばきも、今ではすっかり板に付いてきた。

【注意】

板に付くの関連語

【類義語】
堂に入る/堂に昇り室に入る/堂奥に入る/堂奥に進入す

【対義語】
重箱に鍋蓋

【英語のことわざ】

【索引語】
付く

【分類】
人生・社会 > 経験・苦労
生活・暮らし > 外見・身なり,仕事・商売
学問・才能・能力 > 学問・技芸

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