読み方
どうにいる
堂に入るの意味・解説
堂に入るとは、学問・技量が非常にすぐれている。物事に習熟している。
由来などの解説
学問や技芸はそこそこ上達しているが、客間にのぼった程度で、まだ奥にまで入っていない(奥義を極めるに至っていない)という意味の「堂に升りて室に入らず」という『論語』にある言葉から。
「堂」は、表の客間。
「室」は、奥の間のこと。
例文
堂に入る素晴らしい芝居だった。
注意
「入る」を「はいる」と読むのは誤り。
堂に入るの類語・対義語
類義語
堂に昇り室に入る/堂奥に入る/堂奥に進入す/板に付く
対義語
堂に升りて室に入らず/堂に入りて室に入らず