読み方
ちくばのとも
竹馬の友の意味・解説
竹馬の友とは、竹馬に乗って一緒に遊んだ幼い頃からの友達。幼なじみ。
由来などの解説
「竹馬」は「たけうま」とは別の物で、一本の竹の棒の先端にたてがみをつけ、馬に見立てたもの。
日本では「春駒」と呼ばれた玩具である。
子供たちはそれに跨って、走り回って遊んだ。
垣温は殷浩と並び称されるのが不満で、子供の頃殷浩は自分が乗り捨てた竹馬を拾っていたのだから、自分のほうが上だと主張したという故事から。
本来は、幼なじみ(竹馬の友)でも時には気が合わないこともあることや、ライバルを意味していた。
出典
『晋書』殷浩伝
例文
メロスにとってセリヌンティウスは竹馬の友であった。
注意
「竹馬」を「たけうま」とは読まない。
竹馬の友の類語・対義語
類義語
鳩車竹馬の友/騎竹の交わり/竹馬の交わり/竹馬の好/総角の好み/筒井筒
対義語
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