餅は餅屋の解説
【読み方】
もちはもちや
【意味】
餅は餅屋とは、何事においても、それぞれの専門家にまかせるのが一番良いことのたとえ。また、上手とは言え素人では専門家にかなわないことのたとえ。
【注釈・由来】
餅は餅屋のついたものが一番美味であることから。
『上方いろはかるた』の一つ。
【出典】
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【例文】
・さすが餅は餅屋だね。どんなに頑張ってもこの味は素人には出ないよ。
・法律に疎いわけではないが、やっぱり餅は餅屋に任せるべきと思って、弁護士に相談することにした。
・結局、餅は餅屋。最初からプロに任せておけば良かったと後悔している。
【注意】
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餅は餅屋の関連語
【類義語】
餅屋は餅屋/酒は酒屋に茶は茶屋に/馬は馬方/刀は刀屋/蛇の道は蛇/蛇の道は朽縄が知る/悪魔は悪魔を知る/海の事は舟子に問え山の事は樵夫に問え/海の事は漁師に問え/芸は道によって賢し/商売は道によって賢し/田作る道は農に問え/船は船頭に任せよ/仏の沙汰は僧が知る/病は医者歌は公家/山の事は樵に聞け/弓矢の道は武士が知る/弱くても相撲取り
【対義語】
左官の垣根
【英語のことわざ】
・There is a mystery in the meanest trade.(どんなつまらない仕事にも秘訣がある)