楽あれば苦ありの解説
【読み方】
らくあればくあり
【意味】
楽あれば苦ありとは、楽しいことがあると、その後に必ず苦しいことがあるという教え。
【注釈・由来】
楽しいことの後には必ず苦労が訪れる。良いことばかりは続かない、人生は苦楽相伴うものだということ。
また、怠けた生活をしていれば後で必ず苦労することになるという戒め。
逆に苦労をしておけば、後で楽ができるという意味も含む。
『江戸いろはかるた』の一つ。
【出典】
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【例文】
そんなに高級ブランド品ばかり買いあさっていて大丈夫なの?人生は楽あれば苦ありで、いつまでも良い状態が続くわけじゃないのよ。
【注意】
「楽すれば苦あり」というのは誤り。
楽あれば苦ありの関連語
【類義語】
楽あれば苦あり、苦あれば楽あり/楽の下には苦が付く/いい後は悪い/楽は苦の種、苦は楽の種/楽する悪かろう苦をするよかろう/苦楽は相伴う/苦楽は生涯の道づれ/すべてのメダルには裏がある/楽しみは苦しみの種/上り坂あれば下り坂あり/禍福は糾える縄の如し/浮世の苦楽は壁一重/悲しみと喜びとは交互に相次ぐ/楽は一日、苦は一年/元日から大晦日まで笑う者はない
【英語のことわざ】
・He that will have the pleasure must endure the pain.(喜びを得たいのなら、苦しみに耐えなければならない)