読み方
くあればらくあり
苦あれば楽ありの意味・解説
苦あれば楽ありとは、苦しいことの後には、楽しいことが待っているということ。
由来などの解説
苦労の後には、必ず楽しいことがあるはずだということ。
人生は苦楽相伴うものだから、苦労ばかりは続かないし、楽しいことばかりが続くわけでもない。
怠けた人生を送れば後で苦労に見舞われるが、苦労をしていれば後で楽になれるという意味も含む。
例文
人生は苦あれば楽ありだから、今はつらくてもじっと耐えていれば、人生が終わる頃には穏やかな暮らしができるはずだ。
英語のことわざ
He that will have the pleasure must endure the pain.(喜びを得たいのなら、苦しみに耐えなければならない)
苦あれば楽ありの類語・対義語
類義語
楽あれば苦あり、苦あれば楽あり/悲しみあれば喜びあり/楽は苦の種、苦は楽の種/楽する悪かろう苦をするよかろう/苦楽は相伴う/苦楽は生涯の道づれ/楽は一日、苦は一年/すべてのメダルには裏がある/上り坂あれば下り坂あり/一の裏は六/禍福は糾える縄の如し/浮世の苦楽は壁一重/悲しみと喜びとは交互に相次ぐ
対義語
楽あれば苦あり/楽の下には苦が付く/楽しみは苦しみの種/いい後は悪い