飼い犬に手を噛まれるの解説
【読み方】
かいいぬにてをかまれる
【意味】
飼い犬に手を噛まれるとは、日頃からかわいがり面倒をみてきた者からひどく裏切られたり、害を受けたりすること。
【注釈・由来】
餌を与えて養っている飼い犬に手を噛まれ、思いがけない仕打ちを受けることから。
【出典】
-
【例文】
弟子に大金を持ち逃げされるなんて、飼い犬に手を噛まれるとはこのことだ。
【注意】
-
飼い犬に手を噛まれるの関連語
【類義語】
飼い犬に手を食われる/手飼いの犬に手を食わる/愛犬に手を噛まれる/飼い養う犬に手を食くわる/飼い養う虫に手を食くわる/植えた茨に垣を倒される/庇を貸して母屋を取られる/軒を貸して母屋を取られる/片屋貸して母屋取られる/借家栄えて母屋倒れる/鉈を貸して山を伐られる/後足で砂をかける/恩を仇で返す/陰に居て枝を折る/獅子身中の虫
【対義語】
犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ
【英語のことわざ】
・A man may cause his own dog to bite him.(飼い犬に手を噛まれるも己ゆえ)
・He has brought up a bird to pick out his own eyes.(彼は鳥を育てて、目を突き抜かれる)
・The mad dog bites to his master.(狂犬は飼い主に噛みつく)