比翼連理

読み方

ひよくれんり

比翼連理の意味・解説

比翼連理とは、男女の仲がむつまじいことのたとえ。

由来などの解説

「比翼」とは「比翼の鳥」の略で、比翼の鳥は想像上の生き物。
雄と雌がそれぞれ目と翼が一つずつあり、常に一体になって飛ぶという。
「連理」とは「連理の枝」のことで、根元が別々の二本の木で、枝や幹が途中でくっつき木理が連なったもののこと。
この「比翼」と「連理」を組み合わせ、男女の深い契りをたとえている。
白居易の詩『長恨歌』に「天に在りては願わくは比翼の鳥と作らん、地に在りては連理の枝と為らん」とある。

出典

白居易・詩『長恨歌』

例文

あの夫婦は比翼連理の仲である。

注意

「飛翼連理」と書くのは誤り。

比翼連理の類語・対義語

類義語

連理比翼/天にあらば比翼の鳥、地にあらば連理の枝/比翼の鳥連理の枝/地にあらば連理の枝/鴛鴦の契りおしどり夫婦偕老同穴/琴瑟相和す/形影相伴う/形影一如/比目の魚/濃茶の仲/鳳凰于飛/関関雎鳩/関雎之化/挙案斉眉/お前百までわしゃ九十九まで

対義語

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比翼連理

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