地獄の沙汰も金次第の解説
【読み方】
じごくのさたもかねしだい
【意味】
地獄の沙汰も金次第とは、この世は全てに金の力が物を言うというたとえ。
【注釈・由来】
「沙汰」は、裁判・裁定の意。
地獄での裁きでさえ、金があれば有利にできるという意味から。
『上方いろはかるた』『尾張いろはかるた』の一つで、「ち」の項。
【出典】
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【例文】
地獄の沙汰も金次第というが、大金を積んだおかげで無罪放免だというのだから、矛盾を感じるよ。
【注意】
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地獄の沙汰も金次第の関連語
【類義語】
地獄の沙汰も金/地獄の沙汰も銭次第/地獄極楽金次第/地獄極楽の道も銭/冥土の道も金次第/仏の沙汰も銭/阿弥陀の光も銭次第/阿弥陀も銭で光る/銭あれば木仏も面を和らぐ/銭あれば木仏も面を返す/銭ある者は生き、銭なき者は死す/千金は死せず百金は刑せられず/成るも成らぬも金次第/金が物を言う/先立つ物は金/人間万事金の世の中/銭ある時は鬼をも使う/金があれば馬鹿も旦那/金が言わせる旦那/金さえあれば行く先で旦那/金が言わせる追従/金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる/金の光は阿弥陀ほど/金の光は七光/金は威光の元/金は仏ほど光る/銭は阿弥陀ほど光る/仏の光より金の光/銭ある時は石仏も頭を返す
【対義語】
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【英語のことわざ】
・Money makes the mare to go.(金はしぶとい雌馬さえも歩かせる)
・No penny, no pardon.(金がなければ免罪もない)
・Money is the best lawyer.(金は最も優れた弁護士だ)