君子の交わりは淡きこと水の如し

君子の交わりは淡きこと水の如しの解説

【読み方】
くんしのまじわりはあわきことみずのごとし

【意味】
君子の交わりは淡きこと水の如しとは、君子の交際は水のように淡白であるが、その友情はいつまでも変わらないということ。

【注釈・由来】
「君子」とは、高い教養と徳をそなえた立派な人のこと。
『荘子』に「君子の交わりは、淡きこと水の若く、小人の交わりは甘きこと醴の若し。君子は淡くして以て親しみ、小人は甘くして以て絶つ。彼の故無くして以て合する者は、則ち故無くして以て離る(君子の交際は水のように淡白だが永い間親しみ続け、小人の交際は甘いためにすぐに途絶える。理由なしに結ばれた者は、理由なしに離れるものである)」とある。
「交わり」は「接わり」とも書く。

【出典】
『荘子』

【例文】
何年も会わなくても友情は変わらない。君子の交わりは淡きこと水の如しだ。

【注意】

君子の交わりは淡きこと水の如しの関連語

【類義語】
君子の交わりは淡くして水の如し/醴水の交わり

【対義語】
小人の交わりは甘きこと醴の如し

【英語のことわざ】

【索引語】
君子交わり淡い如し

【分類】
人間関係 > 友人・仲間・付き合い
学問・才能・能力 > 分別がある
状態・程度 > 継続

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