袖の振り合わせも他生の縁

袖の振り合わせも他生の縁の解説

【読み方】
そでのふりあわせもたしょうのえん

【意味】
袖の振り合わせも他生の縁とは、知らない人とたまたま道で袖が触れ合うようなちょっとしたことも、前世からの深い因縁であるということ。

【注釈・由来】
「他生の縁」は、前世で結ばれた因縁のこと。
人との縁はすべて単なる偶然ではなく、深い因縁によって起こるものだから、どんな出会いも大切にしなければならないという仏教的な教えに由来する。
「袖の振り合わせも多生の縁」とも書く。
上方いろはかるた』『尾張いろはかるた』の一つ。

【出典】

【例文】
袖の振り合わせも他生の縁ですから、今後ともよろしくお願いします。

【注意】
「袖の振り合わせも多少の縁」と書くのは誤り。

1

2
TOP
テキストのコピーはできません。