千載一遇の解説
【読み方】
せんざいいちぐう
【意味】
千載一遇とは、またとない絶好の機会のこと。
【注釈・由来】
「載」は「年」と同じ意味で、「千載」は千年のこと。
「遇」は思いがけず出くわすの意で、千載一遇は、千年に一度思いがけず訪れるほど、二度とないようなよい機会のこと。
『文選・袁宏・三国名臣序賛』に「千載一遇は、賢智の嘉会なり」とある。
「千歳一遇」とも書く。
【出典】
『文選』王褒「四子講徳論」
【例文】
・今回の大河ドラマ決定は、わが町にとって千載一遇のチャンス到来といえよう。
・今までにない千載一遇の機会が訪れたと感じている。
・こんな千載一遇の好機をみすみす逃すとは、なんとももったいない。
【注意】
「せんさいいちぐう」と読むのは誤り。
「千載一偶」や「千載一隅」と書くのは誤り。
千載一遇の関連語
【類義語】
千載一会/千載一合/千載一時/曇華一現/盲亀の浮木
【対義語】
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【英語のことわざ】
・A golden opportunity.(黄金のチャンス)