馬鹿と鋏は使いよう

馬鹿と鋏は使いようの解説

【読み方】
ばかとはさみはつかいよう

【意味】
馬鹿と鋏は使いようとは、愚かな者でも使い方によっては役に立つこともある。

【注釈・由来】
馬鹿と鋏は使いようの「鋏」は、西洋バサミではなく和バサミのこと。
和バサミで切る時はちょっとしたコツが必要で、使い方次第で切れたり切れなかったりする。
そのハサミと同じように、愚かな者も使い方次第であるということ。
能力のない者を馬鹿にした言葉ではなく、使う側の力量や能力を言ったことばである。

【出典】

【例文】
馬鹿と鋏は使いようで、前の職場では能力を発揮できなかった彼も、今の社長の下に就いてから本領を発揮したようだ。

【注意】

馬鹿と鋏は使いようの関連語

【類義語】
馬鹿と剃刀は使いよう/鋏と馬鹿は使いようで働く/阿呆と鋏は使いようで切れる/阿呆と剃刀は使いようで切れる/剃刀と奉公人は使いよう/奉公人と鋏は使いようで働く/奉公人と牡牛は使いようで動く/野郎と鋏は使いよう/鋏と奴は使いがら/鋏と嫁は使いよう/嫁と鋏はこぜ使い/豚もおだてりゃ木に登る

【対義語】

【英語のことわざ】
・Sticking goes not by strength, but by guiding of the gully.(うまく突き刺すこつは、力ではなく刀さばきである)

【索引語】
馬鹿使いよう

【分類】
人間関係 > 人を使う・操る
学問・才能・能力 > 愚か・能力がない

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