焼け石に水

焼け石に水の解説

【読み方】
やけいしにみず

【意味】
焼け石に水とは、援助や努力が、ほとんど効果がないことのたとえ。

【注釈・由来】
焼けて熱くなった石に少々の水をかけたところで、水は蒸発し、石を冷ますことができないことから。

【出典】

【例文】
・今からアルバイトを始めても、それは焼け石に水というものであろう。
・たとえ焼け石に水であったとしても、全力を尽くすことまで諦めてはいけない。
・この程度の支援では焼石に水です。もっと現状をよく見てください。

【注意】
相手に対して効き目がない、という意味では用いない。
誤用例 「いくら熱心に説得したところで、係長には焼け石に水だ」

焼け石に水の関連語

【類義語】
焼け石に雀の涙/杯水車薪/二階から目薬/月夜に背中炙る

【対義語】

【英語のことわざ】
・What is a pound of butter among a kennel of hounds?(一群の猟犬に1ポンドのバターで何の足しになる?)

【索引語】
焼け石焼け

【分類】
評価・評判 > 価値がない
行動・動作 > 無駄な努力

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