目から鼻へ抜ける

解説

【読み方】
めからはなへぬける

【意味】
目から鼻へ抜けるとは、非常に利口で賢いさま。また、物事の判断がすばやく抜け目のないさまのたとえ。

【注釈・由来】
目で見たものをすばやく嗅ぎ分ける、視覚も嗅覚も連動してすぐれた働きをすることから。
奈良の大仏を建立している時、大仏の目玉をはめ込んだ職人が目の中に閉じ込められ、鼻から抜け出したことに由来するといわれることもあるが、落語の小噺であって、目から鼻へ抜けるの語源ではない。
「目から鼻に抜ける」とも。

【出典】

【例文】
・彼はどんな問題に関しても、目から鼻へ抜けるような回答をする。
・彼女は目から鼻へ抜けるように解決策を導き出す。
・天真爛漫で、目から鼻へ抜けるように利発な子に育っている。

【注意】
「目が鼻へ抜ける」や「鼻から目へ抜ける」というのは誤り。

1

2
TOP
テキストのコピーはできません。