読み方
ところかわればしなかわる
所変われば品変わるの意味・解説
所変われば品変わるとは、土地が変われば、当たり前と思っている風俗・習慣も違ってくるものである。また、同じ物でも土地が変わると、名前や用途も変わるということ。
由来などの解説
生活習慣の違いに注目していう言葉。
また、その土地によって、同じものでも呼称が違ったり、同じ呼称でも全く異なるものを指していたりする。
例文
所変われば品変わるで、関東と関西では、うどんの出汁が全然違う。
英語のことわざ
So many countries so many customs.(国の数だけ慣わしがある)
Coats change with countries.(衣服は国と共に変わる)
所変われば品変わるの類語・対義語
類義語
所変われば水変わる/国の数だけ風習もさまざま/所変われば木の葉も変わる/品川海苔は伊豆の磯餅/難波の葦は伊勢の浜荻/伊勢の浜荻難波の葦/難波の鯔は伊勢の名吉
対義語
伊予に吹く風は讃岐にも吹く/何処の烏も黒い/何処の鶏の声も同じこと/何処の鶏も裸足/何処の国でも屁は臭い