藁にもすがる

藁にもすがるの解説

【読み方】
わらにもすがる

【意味】
藁にもすがるとは、窮地におちいった人は、まったく頼りにならないものにもすがろうとすることのたとえ。

【注釈・由来】
溺れたときに藁にすがっても助かるはずなどないが、非常に困窮したときには役に立たないものにまですがろうとするということ。
「すがる」は、漢字で「縋る」と書く。

【出典】

【例文】
・藁にもすがる思いで頼ってきた人からお金を騙し取るなんて、きっと天罰が当たるだろうね。
・藁にもすがる思いで助けを求めたが、誰も彼に手を貸すことはなかった。
・藁にもすがる人がいれば、手を差し伸べるのが人というものだろう。

【注意】

藁にもすがるの関連語

【類義語】
溺れる者は藁をも掴む/藁をも掴む/切ない時は茨も掴む/葦の葉にもすがる時あり/火柱にも抱きつきたい/飢えては食を選ばず/苦しい時の神頼み

【対義語】

【英語のことわざ】
・A drowning man will catch at a straw.(溺れる者は藁をも掴む)

【索引語】
すがる

【分類】
行動・動作 > 頼む・頼る
感情・心理 > 苦しむ,悩む
状態・程度 > 切迫する

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