一念岩をも通す

解説

【読み方】
いちねんいわをもとおす

【意味】
一念岩をも通すとは、どんなことでも一途に思いを込めてやれば成就するということ。

【注釈・由来】
「一念」は、一途に思いを込めること。
物事をするときに、岩のように堅く大きな障害があったとしても、必死になって取り組めばその壁を乗り越え必ず成就させることができる。
李広が、草の中にいる虎を石と見間違えて弓を射たら、その矢は刺さるはずのない石に突き刺さったという「石に立つ矢」の故事に由来する。
楚の熊渠子にも同様の故事がある。
「一念岩をも徹す」や「一念岩をも透す」とも書く。

【出典】
『韓詩外伝』『史記』

【例文】
周りは無理だと決め付けているが、自分は必ず成功させてみせる。一念岩をも通すだ。

【注意】

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