足るを知る者は富む

足るを知る者は富むの解説

【読み方】
たるをしるものはとむ

【意味】
足るを知る者は富むとは、欲を捨てて満足できる者は、たとえ貧しくとも精神的には豊かで幸福である。

【注釈・由来】
人間の欲望にはきりがないが、欲深くならずに分相応のところで満足することができる者は、心が富んで豊かであるということ。
『老子』に「足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り(満足することを知っている者は富者であり、努力している者は志ある者であると言える)」とある。

【出典】
『老子』

【例文】
足るを知る者は富むで、彼女はいつでも幸せそうに微笑んでいる。

【注意】

足るを知る者は富むの関連語

【類義語】
足るを知るは第一の富なり/富は足るを知るにあり/足ることを知れば福人/起きて半畳寝て一畳立って半畳寝て一畳天下取っても二合半

【対義語】

【英語のことわざ】
・Content is the philosopher’s stone, that turns all it touches into gold.(満足は触れるものすべてを金に変える『賢者の石』である)
・Content is a kingdom.(満足は王国なり)

【索引語】
足る知る富む

【分類】
感情・心理 > 満足

TOP
テキストのコピーはできません。