行き掛けの駄賃

行き掛けの駄賃の解説

【読み方】
いきがけのだちん

【意味】
行き掛けの駄賃とは、ある事のついでに他の事をすること。また、そうやって儲けること。

【注釈・由来】
「駄賃」とは、駄馬で人や物を運ぶときの運賃のこと。
馬子が問屋などへ荷物を取りに行くついでに、空馬を利用して他の荷物を届け、駄賃を得たことから。
「ゆきがけの駄賃」ともいう。

【出典】

【例文】
・行き掛けの駄賃で、買い忘れた味噌も買ってきてもらった。
・よく言えばちゃっかり者なんだけど、ついでだからと思って何か頼むと、すぐに行き掛けの駄賃を要求してくる。
・金庫泥棒の奴め、行き掛けの駄賃とばかりに高級ワインまで盗んでいきやがった。

【注意】

行き掛けの駄賃の関連語

【類義語】
往に掛けの駄賃/朝駆けの駄賃/帰りがけの駄賃/帰り馬の駄賃

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
行き掛け駄賃

【分類】
人生・社会 > 不正
生活・暮らし > 金銭・損得

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