足元から鳥が立つの解説
【読み方】
あしもとからとりがたつ
【意味】
足元から鳥が立つとは、身近なところで意外なことが突然起きること。また、急に思い立って慌しく行動を起こすこと。
【注釈・由来】
鳥は巣の中にいるとき、人が近づいてもなかなか飛び立たないものだが、ごく近くまで寄っていくと踏みつぶされると思い急に飛び立つ。その羽音に人間のほうが驚いてしまうことから。
「足下から鳥が立つ」や「足許から鳥が立つ」とも書く。
『上方いろはかるた』の一つ。
【出典】
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【例文】
もうマイホームまで建ててしまったのに、ここにきて急に札幌に転勤させられることになった。足元から鳥が立つとはこのことだよ。
【注意】
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足元から鳥が立つの関連語
【類義語】
足元から鳥が飛び立つ/足元から雉が立つ/足元から竜が上がる/足元から煙が出る/青天の霹靂/寝耳に水/寝耳に擂り粉木/藪から棒/窓から槍
【対義語】
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【英語のことわざ】
・Many things happen unlooked for.(意外なことがよく起きるものである)