有終の美を飾るの解説
【読み方】
ゆうしゅうのびをかざる
【意味】
有終の美を飾るとは、最後までやりとげ、立派な成果をあげる。
【注釈・由来】
有終の美を飾るの「有終」は、『詩経』大雅・蕩の「初め有らざるなし 克く終わり有る鮮し」から、終わりをしっかりしめくくること。
【出典】
『詩経』大雅・蕩
【例文】
・最後の試合に勝って、有終の美を飾りたいものだ。
・最後の仕事で有終の美を飾ることができたのは、メンバーの協力の賜物です。
・有終の美を飾ることはできなかったが、全力を尽くしたので悔いはない。
【注意】
「優秀の美」と書くのは誤り。
有終の美を飾るの関連語
【類義語】
掉尾を飾る/有終完美
【英語のことわざ】
・To make up one’s mouth.(最後に美味しいものを食べて食事を終える)