一日の長の解説
【読み方】
いちじつのちょう
【意味】
一日の長とは、少し年上であること。また経験や技量が相手より少し優れていること。
【注釈・由来】
一日だけ先に生まれたという意味から、少し年上であることをいう。
転じて、経験などが一段上である意味にも使う。
主に謙遜して言うことば。
『論語-先進』には、孔子の言葉として「吾一日長乎爾、亟吾以也(私が君たちより少し年上だからと言って、遠慮してはいけない)」とある。
「いちにちの長」ともいう。
【出典】
『論語』先進
【例文】
・料理に関しては、私があなたより腕前がいいということではないのよ。一日の長があるというだけのこと。
・テクニックの面においては、彼女に一日の長を認める。
・彼の知識は私に比べて一日の長があった。
【注意】
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一日の長の関連語
【類義語】
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【対義語】
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【英語のことわざ】
・France is a little ahead of Italy in its aircraft industry.( フランスは航空機産業にかけてはイタリアに比べて一日の長がある)