馬痩せて毛長し

読み方

うまやせてけながし

馬痩せて毛長しの意味・解説

馬痩せて毛長しとは、人間は貧苦にあえぐと知恵が働かなくなるということ。

由来などの解説

馬は栄養が悪いと痩せて、毛ばかりが長く見えるように、人も貧乏になると頭の働きが悪くなる。
『五灯会元』に「人貧しければ智短く、馬痩せて毛長し」、『曾我物語』には「馬やせて毛長く、いばゆるに力なし。人貧にして智みじかく、言葉いやし」とある。

出典

『五灯会元』『曾我物語』

例文

馬痩せて毛長しで、彼は職を失ってから別人のようになってしまった。

馬痩せて毛長しの類語・対義語

類義語

馬疲れて毛長し/馬痩せては毛長く、人貧しくては智短し/貧すれば鈍する/人貧しければ智短し/貧には知恵の鏡も曇る/運尽くれば知恵の鏡も曇る/貧すれば緞子の帯を売り

対義語

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逆引き分類

キーワード

痩せる長い

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