読み方
べんけいのたちおうじょう
弁慶の立ち往生の意味・解説
弁慶の立ち往生とは、進むことも退くこともできないことのたとえ。
由来などの解説
「弁慶」は、源義経の家来である武蔵坊弁慶のこと。
衣川の合戦で、弁慶は義経をかばうためになぎなたを杖にして、橋の中央に立った。
敵の攻撃を全身で受けて、弁慶は立ったまま死んだという伝説から、進退きわまってどうすることもできない状態をいう。
例文
舞台に上がった途端、セリフが飛んで頭が真っ白になった。情けない話だが、弁慶の立ち往生というやつだ。
弁慶の立ち往生の類語・対義語
類義語
手も足も出ない/にっちもさっちも行かない/八方塞がり/進退窮まる/進退維谷まる/干潟の鰯/轍に息づく鮒
対義語
-